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インプラント矯正

いまや主流のインプラント(アンカー)矯正

近年矯正歯科において主流となっているのがインプラント(アンカー)矯正です。

インプ ラント矯正とは、矯正治療用のインプラント(人工歯根)を歯の近くの骨に、アンカーを固定源として歯を移動させる矯正法です。

使用されるアンカーはネジ状 やプレート状のものがあり、表・裏、金属、透明とタイプを選ばず矯正装置に使用が可能です。

 

アンカーの種類は

固定源となるアンカーの種類にはプレートタイプとネジのタイプなどがあります。

ネジのタイプのものは直径1~2mm程度の小さなネジを上下のあごの骨に埋め込んで固定源とします。

一方プレート型はT、Y、Iといった型のプ レートを上下のあごにとめて歯の移動をはかります。

材質は人体にとって親和性の高いチタンで出来ています。主な種類には以下のようなものがあります。

  • SMAP(スマップ)システム :穴の部分をあごの骨にネジで止めるプレートタイプのアンカーです。歯列全体を動かすような強い力が必要な場合に用いられるようです。
  • MIA(マイクロインプラントシステム) :直径約1.2~1.4mm、長さは約4~12mmと極小のネジでとめるタイプで、比較的小さい移動や一本単位での歯の移動などに用いられるようです。
  • オーソインプラント(アンカー)システム/K-1システム :アンカースクリューを固定源とした方法で比較的小さい移動などに用いられるようです。

 

メリットとデメリットは

 メリット :従来矯正治療で歯を移動させる際には、例えば奥歯を固定源として前歯を後方に移動させる場合など奥歯自体も移動しないよう、ヘッドギアなどの顎外固定装置が必要になり、また治療期間も長くなる傾向がありました。

しかしインプラント矯正ではあごに固定源を用意することで、従来は少しずつしか出来なかった歯の移動が、複数の歯をまとめて行なえることから大幅に治療期間の短縮がはかれます。

特に出っ歯の場合などは治療期間が大幅に減少できるようです。

またヘッドギアなどの装置が不要になり、なおかつ今まで困難とされていた歯の移動が容易に出来るようになった点が画期的といえます。

さらに歯の状況によっては永久歯を抜歯することなく治療出来るようです。

また矯正用のインプラントであれば、矯正終了後に不要となれば除去 しますので痕も残らないと考えられます。

 

 デメリット :最新の技術を用いている点や健康保険の適用外になるといった点から治療費が高くなる傾向があるようです。

さらに新しい 治療法のためにインプラント埋入に際し高度な技術をもった医師が必要となり、信頼出来る矯正歯科選びが重要なポイントになるといえます。

インプラント・アンカー矯正はまた、従来の治療法などと組み合わせて使うことも出来ますので、患者側にとって最も効果的な治療を選ぶ選択肢が増 えることになります。

抜歯の有無や治療の期間、矯正後の仕上がりなど矯正歯科との十分なカウンセリングのもと、最適な治療法を選べる自由性が最大の魅力と いえるかもしれません。