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抜歯は必要?
矯正には抜歯がつきもの?

歯並びが悪くなる原因のひとつに、顎に歯が入りきらないという問題があります。
こうした場合には従来は 抜歯を行い、その空いたスペースを活用して歯の移動を行なってきました。
すなわち問題箇所の改善のために抜歯を余儀なくされる患者さんが多かったというこ とになります。
しかし大人の歯、永久歯は一度抜いてしまったらもう二度と新しい歯は生えてきません。
主に抜歯される対象の小臼歯は、健康な状態である場合 も多いので、出来ることなら抜歯を避けた矯正治療法にしたいというのが多くの人の願いでしょう。
抜歯の必要なケース
治療のために抜歯が必要となる例として、次のようなケースがあります。
- 乱杭歯や受け口 :スペースの不足を補うためにしばしば小臼歯などの抜歯をしてスペースをつくり、歯列のアーチを小さくして歯を移動させます。
- 歯周病や虫歯、歯根の病気など歯が修復不可能な場合
- 親知らず :多くの人が悩まされる親知らずも、横向きに生え て他の歯を圧迫する場合には抜歯の対象となります。

歯を抜くことで治療の進行具合が改善されるのは喜ばしいことですが、抜けたままですと頬や顔のバランス が崩れてしまうことがあります。
また歯は単体で自立するものではないので、他の歯の支えがない状態ですと少しずつ歯並びがずれてくることも考えられます。
歯を抜かなくても矯正できる
一般的には従来の矯正法では抜歯を行なわないと治療の質が下がるといわれてきまし たが、近年さまざまな新しい治療法が確立され、抜歯をしなくても高度な矯正治療が出来るようになっています。
具体的に抜歯をしない治療法として、
- インプラ ント
- コルチコトミー
- 加速骨造成矯正
- セラミックなどによるクラウン
などがあります。
なお、子どもの場合は永久歯が生え変わる7歳くらいまでに矯正歯科医に顎の発達や歯の状態を確認してもらうとよいとされています。
理由は顎や骨 の発達段階である利点を生かしながら、最適なタイミングに最適な治療法を用いて子どもの歯並びと歯の健康を守ることができるからです。
また、早い段階から治療にとりかかることで抜歯の回避をはかることも可能になります。