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歯並びの原因について
歯の生え方の基本

前や後ろに傾いたり、デコボコ違う方向に生えたり、歯並びが悪くなるのはなぜでしょうか?
はじめにわたしたちの歯の生え方について、おさらいしておきましょう。
歯はまず最初に、生後6ヶ月を過ぎた赤ちゃんの下あごから乳歯が生えはじめます。
乳歯は通常全部で20本あり、5~6歳の頃から下の前歯、次に上 の前歯の順で永久歯へと生え変わります。
その後の時期や順序に個人差はあるものの、12歳くらいまでにすべての乳歯が永久歯へと生え変わっていきます。
そ して最後には全部で28本(親知らずも入れると32本)の歯が出揃うのです。
正しい歯並び、噛み合わせとは
では、正しい歯並び、噛みあわせとはどのようなものをさすのでしょうか。
矯正歯科や審美歯科においては正しい噛みあわせの基準として、以下のようなものが判断基準に設けられているようです。
- 上下顎の歯列がうまく噛み合うこと
- 歯が歯肉内で適正な傾斜を保っていること
- それぞれの歯が一貫した傾斜にあること
- 歯のねじれや回転がないこと
- 歯と歯の間に隙間がないこと
- 奥歯から前歯のラインは平坦、もしくはわずかな弧を描くこと
反対に歯並びの悪くなる原因についても考えてみましょう。
歯並びは主に遺伝的な要因と後天的な要因に分かれていると考えられています。
遺伝的な要因としては
- 歯の生える(生え変わる)時期
- あごの骨の発育異常や歯の大きさ(親の顎の形や歯の大きさが影響)
後天的な要因としては
- 乳児期の虫歯や抜歯
- 指しゃぶりや頬杖、指・爪・唇を噛むといった癖
- 噛む力が弱い
- 口呼吸(鼻や内分泌疾患などの病気が原因の場合も)
以上のような要因が歯並びに悪影響を及ぼすとされています。
食べ物や癖も影響を与える

食事や発育不全も歯並びには大きく影響してきます。
子どもの頃から柔らかいもの、噛む力の少なくて済むものばかり食べていると、成長期にあごの発達が十分に行なわれず、小さいままのあごに歯が入り きらずに歯並びが悪くなる原因になります。
永久歯は奥歯から生え始めますので、不要に乳歯が抜けてそのまま放置した場合など永久歯が正しい位置におさまらず、歯並びや噛みあわせが悪くなる場合があります。
そうならないためには甘いお菓子ややわらかい食べ物だけでなく、子どもの骨の発育を促す栄養素や、噛む力を鍛えるかたい食べ物を与えることが重要といえるでしょう。
また大人であっても頬杖をついたり、舌で歯を押すような癖のある場合、また常に体の右半分・ 左半分といった一定方向のみ使用する場合など、歯並びに影響を与えることがありますので、まずはそうした癖や生活態度の改善をはかることも歯並びには重要 です。